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2003.12.13 『新世界ブルース講座』開催


West Road Blues Band デビューアルバム
『BLUES POWER』 1975.3.1リリース
 ブルース、この言葉には様々な思いやイメージが含まれており、一 概に語ることはとても難しいことです。しかし具体的にはアメリカ黒人が奴隷制を脱してアメリカ市民権を得てゆく過程で個人的な感情や出来事を発露するために編み出していった極めてユニークな音楽であり、ジャズの兄として、ゴスペルの異父兄として、R&Bの叔父として、ロックの父として、アメリカンフォークのイデオローグとして……まさに現代大衆音楽のルーツミュージックと言うことが出来ます。しかしその歴史や発展のプロセスや、またブルースといっても非常に幅広い音楽であることなどは一部のマニアックなファンにしか知られておらず、いまだに演歌ブルースやフォークブルースのように暗く重たい音楽だと思いこんでいる人が多いのも事実であります。
≪新世界ブルース講座≫では研究者や評論家ではなく、まさにブルースを実際にプレイする側からの生きた話を聞きたく思い、日本のブルースマスターと呼ばれるWESTROAD BLUES BANDの塩次伸二氏に白羽の矢を立てお願いしたところ快諾いただき、12月より企画をスタートすることになりました。塩次伸二氏は言うまでもなく京都を一大震源とする日本のブルースシーンの黎明期からウエストロードブルースバンドを率いてシーンを牽引してきたブルースマスターであります。
講座では塩次氏のブルースに傾倒する個人的な契機・動機の話からスタートし、時にはギタープレイによる具体的なブルースの発展をレクチャーしていただきながら講座を進行していきたく思っています。更にはブルースと極めて縁の深いジャズやR&Bやロックについても塩次氏の長く深い経験に基づいてレクチャーしていただきます。またゆくゆくは塩次氏の幅広い交友関係にお頼みして、ブルースの歌詞を考えたり、ブルース研究者との対談や各地にあるBLUESBARにてのレコード&CDコンサートなどのプログラムも企画していきたく思っています。
≪新世界ブルース講座≫今から30年近く前、第一回ブルースフェスで来日したロバートJr.ロックウッドとスリーピー・ジョンエスティスのマネージャーでシカゴ¨Delmark¨レコード社のスティーヴトマシェフスキー氏は新世界を訪れた際、シカゴの黒人街サウスサイドにそっくりだと語りました。奇しくも日本のブルースバンドの中でもユニークな存在である憂歌団はこの新世界も含めた地、阿倍野・天王寺にて誕生したのも何かの縁であります。
その新世界の都市型アミューズメントパークであるフェスティバルゲートにてブルース講座を開くということも、これまた妙なる縁のものであります。

■第二回以降の講座内容
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